被我挖到關於<最平凡的奇蹟>的亂七八糟感想

http://japan.techinsight.jp/2009/03/arifutesaisyuukaijijii.html

2009年3月31日 11:00

今回の【ドラマの女王】は、やっぱり黙っていられない仲間由紀恵、加瀬亮主演のフジテレビ木曜劇場『ありふれた奇跡』の最終回。やっと会えたいつもの八千草薫にホッとし、さして強引でもないのにみんな幸せになれた二組の家族と自殺男の奇跡。ラストで主要人物を囲む日の光や、ホテルの窓から二人で見る夕日の美しい事この上なく、タイミング良く流れるエンヤの歌。どれもこれもこの3ヶ月間「?」だらけだった山田太一の同じドラマから発信されているとは思えない感動のフィナーレ。あれれれ、記者の目にも涙が。

思いつめた表情の母親から渡された赤ん坊(生後3ヶ月くらい)を必死で面倒見る加奈と翔太。普通すぐ「警察に届けるっしょ。」と思いがちだが、「ぜったい帰ってくるから。」と母親を待つ加奈、えらい。こっそり連絡した翔太のおかげで、藤本(陣内孝則)が前にも出てきたお巡りさんを連れてきてくれた。しかし夕方母親が現れ、一件落着。力になるからと最近太っ腹な藤本と非番の巡査は母子を連れて焼肉屋へ。加奈と翔太は「初夜?」を迎えるためにホテルへ直行!(ラブじゃなくてシティの方ね)。

翔太がシャワーを浴び、似合わないバスローブを着て出てくると、加奈は慣れない赤ん坊の世話で疲れきって就寝。というか爆睡。そのままなぜかソファーで寝る翔太。ここは、ベッドでいいのでは?そして夜が明けてしまい、二人はのんきに朝日を見ながら「よりによって赤ん坊を私たちに託すなんて妖精のしわざかも。」などと、アレコレ山田流の「言葉の足りない会話」を話す。ちょっと肩を抱く程度の翔太は、決してガツガツしない。見ているこっちは欲求不満で爆発しそう。

そもさま、なんで記者が『ありふれた奇跡』にこんなにイライラしなければいけないのかというと、わかりづらいセリフやド S一家のせいでも無く、なかなか加奈に手を出さない翔太を演じる加瀬亮のせいである。白く長い首やツヤツヤな髪は魅力的だけど、大してハンサムでもない加瀬亮。手がとどきそうな男がウブなのが、かえってじれったい。
女なら一回や二回エッチした事がある、日本中どこにでもいそうな生々しい男・加瀬亮が演じる翔太が純情って、蛇のナマ殺しもいいところ、イライラというかムラムラする。これが水嶋ヒロや、イ・ビョンホンなら紳士的で純情でも、ちっともイライラしないのだが。「ありふれている」のは奇跡じゃなくて、加瀬亮演じる翔太だったのである。

そして、翔太と加奈はホテルで「ヤッたのか、ヤッてないのか」よくわからない消化不良のまま、警察のシーンへ。しばらく赤ん坊には会わない方がいいと巡査に言われた加奈と、松重豊演じる職人の妻と子ども二人が一緒に暮らすことを許せと初めて祖父・四郎(井川比佐志)に歯向かった翔太は、晴れて結婚することに。そして他人の“母子の力”になる事に「生きる張り合い」を取戻した藤本と加奈と翔太は光につつまれ・・・・。

って、きれいにまとまり過ぎ。

記者の理解力、文章力が幼稚なせいで、このドラマの“良さ”がちっともこのコーナーを読んでいる人に伝わらなかったのは残念だが、わざわざ格差問題の専門家まで持ち出して物語中盤の展開での不自然さや、脚本の合ってない時代性にワーワー騒いでしまった記者。結局最後まで見てしまったのだから、すっぽり山田太一ワールドにハマリ、いいお客さんになってしまった。家族の顔合わせのお茶会の時の井川の「本当のどん底はこんなもんじゃない。」の訴え、井川の訴えに対し、八千草、岸部一徳がする”あいづち”の絶妙、戸田恵子、キムラ緑子のホンネ飛び出す母対決、風間、岸辺が甘味、(トコロテン)をつつきながらの渋い女装談義。ベテラン俳優が話すセリフ、間、見事としか言いようがない。

これを見ると、いかに記者が、カップラーメンのような手軽なドラマで満足していたかがよくわかった。
しかし、これだけ人を夢中にさせておいて「連続ドラマはもう書かない。」という山田先生。じれったい翔太でさんざん人をナマ殺しにしておいて、こんどは連続ドラマ・ピリオドでナマ殺しか!記者は他ドラマを、あんまり見たことがないのだぞ。もっと新しいドラマ見せろー。と、叫びたくなる。

「連続ドラマはもう終わり!」なんて言わないで、もっといっぱいドラマ書いて!山田センセイ。お願い。

(編集部:クリスタルたまき)


続編映画を熱望!『ありふれた奇跡』。

2009年3月10日 8:30

http://japan.techinsight.jp/2009/03/arifuretaninnjyoukigeki.html

今回の【ドラマの女王】は、多分今回で最後の仲間由紀恵、加瀬亮主演のフジテレビ木曜劇場『ありふれた奇跡』。みんなでギスギスして、ちっとも心温まらない“山田太一ワールド”もあと2回で最終回を迎える。このコーナーでは中盤において散々な評価をしてきたが、物語終盤にさしかかってグイグイと追い上げを見せている。

弱者問題の専門家も認めた“上から目線”のこのドラマ。今週もやってくれた。
お客の前で料理をして、レンジの説明をする人・加奈(仲間由紀恵)と、左官工の翔太(加瀬亮)は、「見知らぬ者同士に戻った気持ちで」という“ヘンテコ” なデートをする。実は子どもが3人いる主婦(加奈)だとか、おせっかいな母親がうるさい(加瀬亮)だとかウソ・リアルな二人の妄想も恐いが、1回だけセックスして翔太との関係を終わらそうとホテルを予約したという加奈。これが、手回しばかりが早く、演出が下手な“アラサー女”の正体か。こういう女の人ってどう?

「いつもは鈍い」くせに、この時ばかりは鋭く加奈の気持ちを察し「行かないよ!」と逃げ出す翔太。行かないで良かった。その普段着では高級ホテルのジュニア・スイートはみっともないぞ。
翔太にフラレた加奈、一人で泊まったんではさすがにもったいないので、母(戸田恵子)をホテルに呼び出す。華奢な戸田さんと並ぶと“体格2割増し”の仲間さん。残念。

グズグズしていた先週までよりも、テンポの良かった今週。住宅展示場をクビなった藤本役の陣内孝則が、やっと本来の面白さを見せてくれた。

「記者お気に入り」の翔太の家で“キュウリをあてに”酒をちびちび一人飲む四郎。そこに帰ってきた翔太が、そんなもん(キュウリ)で飲むなよとツッコミ、それならお前がスーパー行って何か買って来い。という四郎。こういうやり取りがたまらなく面白い。

陣内、戸田、風間、岸辺、松重、井川とそして八千草薫。これだけの強力キャストを集めときながら、「キュートなジジイ役」の井川比佐志以外の使い方が“全て失敗している”『ありふれた奇跡』。同キャストで「人情喜劇」の映画を作ったら、どれだけ面白いものができるか計り知れない。

東京は下町の小さな左官屋。祖父(井川)祖母(八千草)職人(松重)と血のつながらない娘ツバキ(仲間)が切り盛りしている。年に1、2度ふらりと帰ってくるフーテンの兄(加瀬)の幸せを願う妹のツバキ。→こっちの方がぜったい面白い。

それじゃ、「男はつらいよ。」と言われそうだ。ではこういうのはどうだろう。

大手建設会社の平社員玉ちゃん(加瀬)は、知る人ぞ知る“狩り名人”。会社じゃ社長のプーさん(岸辺)は実は玉ちゃんの猟銃の弟子。家では美人の奥さん(仲間)が待っていて、なにかというとアイリッシュダンスを踊り、ボロイ家をガタガタ言わせながら、二階のベットで「合体」する。

って、これも「釣りバカ日誌」か。

とにかくお暗いドラマ『ありふれた奇跡』第1章はサッサと終わらせて、コメディータッチで「シリーズ映画化」を望む。本来明るい役の方が生きる仲間由紀恵のキャラ。暗い加奈のまんまじゃかわいそうだし、加瀬亮はスクリーンでも抜群に栄える俳優。ドラマで終わらせるのはもったいない。

「暗い→明るい」展開が急すぎるって?大丈夫、大丈夫。
ほら、昔山田センセイが書いた『男はつらいよ。』だって、ドラマ第1章では主人公の寅さんがヘビに噛まれて死んでしまうんだし。

ってだから、それは山田太一じゃなくて山田洋次だよ。

草食男子は押し倒せ。『ありふれた奇跡』

http://japan.techinsight.jp/2009/02/arifuretakisekisousyokudannsi.html   2009.02.18     這篇有好笑到XDDDDD   

今回の【ドラマの女王】は、2回目、仲間由紀恵、加瀬亮主演のフジテレビ木曜劇場『ありふれた奇跡』。あいかわらず地味な左官工の翔太と、料理の先生(正確に言うと外国製のレンジの使い方をデモストレーションする人)の加奈との恋(?)はギクシャクしている。この二人の恋愛を、今流行りの男女のカンケイに置き換えてみると・・・・。

「海外でした中絶手術の失敗。」が原因で子供が産めない身体になったという加奈。
「1回もセックスしてない女の」いろいろな過去を聞かされて、それでも加奈と結婚したいという翔太は、そんなにモテない男なのか。

地味な翔太をハナから「モテない負け組」と決めつけがちだが、実際はそうでは無い。
いまどき手に職があって、男所帯で育って「ひととおりの家事」が出来て、オタクでも無い翔太は実際いたら結構モテる。
しかも、うるさいお姑はいないし(実はいるのだが)、細身で背が高く性格もやさしい。しかも、アイリッシュダンスまで踊れるのだ。

「“ワガママな仲間さん”なんかさっさと諦めて私と結婚してほしい。」
そう思いながら、ドラマを見ている女子はいないだろうか。

それにしても、翔太を演じる加瀬亮は“カサカサで油気が無い”のになんであんなに色気があるのだろう。

先週のラスト、「息子の結婚についてめずらしくムキなった、だらしのない母(キムラ緑子)をおかしいとニヤリ笑う」シーン。この表情なんかはアラフォーの記者にはもう“たまらん”。やはり、34歳の加瀬亮の“ニヤリ”は、23歳のマツケンの“ニヤリ”とは訳が違う。何でもないシーンが、いちいち”エロ”いのだ。

日本人の男も今や千差万別でサラリーマン風、ホスト風、いろいろ選べる。しかし意外に多くの女が翔太のような「地味でやさしい男」を選ぶ。

実は、このタイプの男にハマると一番コワい。裏切られた時のショックはホストなどの非ではないぐらい大きいからだ。
「こんな痩せたシマウマみたいな“人畜無害”の優しいカレが、私を裏切ったらどうしよう?」
ドラマの中でも加奈はこう考えて、翔太を突き放している。難しいタイプの加奈にとって“翔太”以上彼女をわかってくれそうな男はそうそう現れない。

悩む加奈は、これからどうすればいいか。
簡単だ。「肉食女子」になればいいのである。

奥手で消極的な「草食男子」の翔太を、ガッツでモノにする「積極的な女性」に今からキャラ変更すればいいのだ。そうすればこの恋もきっと上手くいく。
現在の所、二人とも実家暮らしで双方の家では無理なので、さしあたり藤本誠(陣内孝則)のボロ・アパートででもいい、1回”関係#をもってみるのだ。
記者も一度でいいから、ライオンのように肉食に豹変した「仲間」が「加瀬」を押し倒すシーンを見てみたい。これで視聴率もうなぎのぼりだ。

また、逆の展開でもドラマの面白さは格段にアップするだろう。

昼間はコンクリートジャングル(左官という職業がら)に潜む「草食動物」の翔太が、夜はライオンのように「激しい肉食系」の男子に豹変。そんな『ありふれた奇跡』だったもっと盛り上がるのに。

ちょっとまてよ。この展開どこかで・・・・。
「昼はウダツノ上がらないサラリーマン。夜はベッドの野獣・・・・。」
あ!それじゃ「特命係長只野仁」か。

(編集部:クリスタルたまき)

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